自己PR、自己分析の際、強みを「作って」いませんか?
就活でこんなことをしていませんか。
- 志望企業に合わせて強みを変える
- 面接ごとに違う自己PRを用意する
- 「この業界ならこの強みが良さそう」と考える
一見、柔軟で器用に見えるかもしれません。
しかしこれは、就活がうまくいかなくなる典型パターンでもあります。
なぜなら、強みを見つけているのではなく“作っている”状態だからです。
ド○クエで考えるとわかりやすい
想像してください。魔法使いなのに、
- 杖を使わず
- 呪文も使わず
- 大きな斧を持って前線に出て
「私の強みはパワーです!」
と言っている状態。
当然、こうなります。
- 本来の力が出ない
- 戦闘で役割を果たせない
- 「このキャラ弱いな」と思われる
でも本当は弱くありません。
武器と職業がズレているだけです。
就活でも同じことが起きている?
これと同じことが、現実の就活で頻繁に起きているのではないかと思います。(少なくとも筆者の周りでは)
本当は
- 深く考える分析型
- コツコツ積み上げる慎重型
- 周囲を支える調整役タイプ
なのに、
- 「リーダーシップが強みです」
- 「どんどん前に出て引っ張るタイプです」
- 「挑戦心が強みです」
と言ってしまう。一体なぜこんなことが起きるか。
行きたい会社に合わせて“強みを設定”しているからではないでしょうか。
強みを勘違いする3つの原因
① 企業に合わせて自分を変えてしまう
「この会社は積極性を求めているな」
→ 強み=積極性にしよう
これは武器の“偽装”ともいえます。
仮に入社が決まっても、入社後に苦しくなってしまうかもしれません。
② 強み=評価される能力だと思っている
多くの人が、以下のような“評価されやすい言葉”を強みにします。
- リーダーシップ
- 行動力
- コミュニケーション力
しかし本来の強みとは、自分が自然に使える、やってしまうような力です。
③ 自己分析が「理想の自分探し」になっている
自己分析のつもりが、
本当の自分ではなく、なりたい自分
を探す作業になっていることがあります。
その結果、「その人らしくない強み」が完成してしまいます。
強みとは「戦い方の特性」
強みは“装備品”ではなく“職業特性”です。
- 魔法使いは頭脳戦が得意
- 戦士は接近戦が得意
- 僧侶はサポートが得意
同じように人にも、
- 深く考えるタイプ
- 人を支えるタイプ
- スピードで動くタイプ
- 丁寧に積み上げるタイプ
といった“戦い方”があります。
これが本来の強みです。
強みを正しく見つける視点
質問を変えてみてください。
❌「何が得意ですか?」
⭕「どんな動き方が自然ですか?」
- 無理しなくても続くこと
- やっても疲れにくいこと
- 評価されなくても(頼まれなくても)やってしまうこと
- 自分ではすごいと思わないけど、人に褒められること
ここに“本物の武器”があります。
強みがズレると就活は苦しくなる
強みの認識がズレたまま就活をすると、
- 自己PRがしっくりこない
- 面接で深掘りされると詰まる
- 内定後に「思ってた仕事と違う」となる
これは能力不足ではなく、職業特性と自身の武器(長所)のミスマッチかもしれません。
就活は「適材適所ゲーム」
就活は能力勝負ではなく、適材適所ゲームです。
大事なのは、強く見せることではなく、自分の特性が活きる場所に立つこと。
強みを正しく理解することが、そのスタート地点になります。
まとめ
あなたに強みがないのではありません。もしかすると、
魔法使いなのに、斧を振っていただけかもしれません。
強みは作るものではなく、すでに持っている“戦い方の特性”を理解すること。
それができたとき、就活は自分を演じる場ではなく、
自分に合う場所を探す時間に変わっていきます。
🔰 就活に不安がある方へ|最初に読む記事まとめ
「何から始めればいいかわからない」
「自分に強みがある気がしない」
「周りと比べて焦ってしまう」
そんな状態のまま、無理に進もうとすると就活は苦しくなります。
まずは“正しい順番”で整理しませんか?

コメント